資源の再利用に積極的に取り組み、独自性の高い研究開発で、地域社会の発展と地球環境保全に貢献することを追求しています。

熱分解は焼却にくらべて温室効果ガスの排出を大幅に抑制でき、カーボンニュートラルやゼロエミッションの実現に向けた有効な手段となります。
私たちはこの技術を核として、環境負荷の低減と経済的価値の両立が可能なビジネスモデルを展開しています。
炭化装置
炭化装置
- 有機性廃棄物を炭化させ、有用性が高いバイオ炭に再生する地球温暖化防止と資源循環が実現するプラントです。
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特徴
【事前準備を簡素化】
廃棄物の前処理は基本的に必要がなく、含水率が高い廃棄物も投入可能です。
【臭気対策が不要】
独自開発した密閉度が高い熱分解炉を採用しているので、プラント外に臭気を漏洩しません。
【高品位なバイオ炭を生成】
300~750℃の高温で焼成するため、廃棄物の内容に関わらず含水率0%の焦げ付きがないバイオ炭を連続製造します。
【ランニングコストの抑制】
処理時に発生するガスを稼働エネルギーに充当、また短時間で連続処理するので人件費も抑えられ、コストを大幅に節減できます。
【ニーズに合った自由設計が可能】
2tから容量が12tのサイズまで、ご要望に合わせてフレキシブルに対応します。
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12トン機の仕様概要
【主な装置】
熱分解炉、冷却塔、脱臭装置、ガス分離装置など
【敷地面積】
約200㎡(約60坪)
【高さ(建屋が必要な場合のみ)】
8m以上
【処理時間】
7時間(3バッチ)
※連続方式を採用した場合は24時間稼働可能
【消費電力】
約45kWh
【納期】
約4ヶ月
油化装置
油化装置
- 廃プラスチックや使用済みタイヤなど石油由来の廃棄物を原料に、熱分解油と熱分解オフガスのエネルギー源にリサイクルするプラントです。
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特徴
【高い安全性】
低温低圧の熱分解炉を独自に開発し、発火や爆発の危険性を解消。
【事前作業の簡略化】
処理する廃棄物の分別や洗浄といった事前の準備が不要です。
【ランニングコストを削減】
生成したオイルやガスを稼働エネルギーとして使用するので、燃料費の負担がありません。
【処理残渣の低減】
処理後に発生する炭化物や廃棄物を固形燃料化させるため、残渣をほとんど排出しません。
【要望に応じたプラント設計が可能】
処理容量が2t~12tまで、多様なニーズに柔軟に対応いたします。
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12トン機の仕様概要
【主な装置】
熱分解炉、冷却塔、排気処理塔、熱分解油貯蔵タンクなど
【敷地面積】
約250㎡(約75坪)
【高さ(建屋が必要な場合のみ)】
7m以上
【処理時間】
16時間(1バッジ)
【消費電力】
約80kWh
【納期】
約4ヶ月

微生物が持つ有機物を分解する発酵作用に着目し、長年の研究で安定した有用物質に生成する技術を確立。
その活動のフィールドを資源の再利用化まで拡げ、地球環境の保全に役立ちたいと考えています。
土壌改良材用の添加剤
- 土壌の通気性、保水性、排水性の改善やpH調整、微生物の活性化を促進し、土壌環境を整える資材が土壌改良材です。
その土壌改良材の性能をより安定的に向上させるために、独自開発したバイオ触媒を使った添加剤を製造しています。